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美文字のコツ:筆の持ち方について

美文字のコツ:筆の持ち方について

 

このブログは美文字になるための情報発信のブログですが、

方向性としてはペンで書く場合を想定した情報に努めています。

 

美文字といえば筆文字なのかもしれませんが、

筆を持って字を書く機会はなかなか減ってきていますし、

冠婚葬祭の時の署名ぐらいなのが現実です。

 

が、今回はあえて筆の持ち方についての解説をさせていただきたいです。

 

というわけで、私の筆の持ち方がこちらです。

 

 

実をいうと、私の筆の持ち方、かなりヘンなんです。

 

というのも

私も、それなりの書道歴(30年ぐらい)はあると思っているのですが

こんな持ち方している人に会ったことがありません。

 

 

【いろんな角度から見た私の持ち方】

 

じゃあなんで、こんなヘンなのを紹介したかといいますと

 

いろんな書物を読み漁った結果

どうやらこの持ち方が、あらゆる筆の持ち方の中で

 

「もっとも良い持ち方」「最上」

 

らしいのです。

 

実は中国の人の持ち方らしいんですね。

日本人はあまりしていないらしいです。

 

で、その名も

 

「五指執筆法(ごししっぴつほう)」または「撥鐙法(はっとうほう)」

 

と言うらしいです。

名前のとおり五本の指を全部使って書く持ち方です。

ペンの持ち方の時にご紹介した「虚掌実指」を強力に行える持ち方です。

ポイントは小指を突っ張らせるようにして、コントロールして書きます。

 

この持ち方

 

書の奥義、秘中の秘

 

らしいです。

だからあんまり日本で浸透した持ち方じゃないのかな…?

昔は中国の中でも門外不出だったのでは?

とか勝手に想像しています。

少なくとも、学校とかの教科書には載ってないっぽいです。

(だから私も知りませんでした…)

 

私も最初の頃は、教科書に載っている持ち方

 

 

の二つの持ち方で書いていました。

一つ目が「単鉤法(たんこうほう)」

二つ目が「双鉤法(そうこうほう)」って言います。

オーソドックスな持ち方です。

 

ちなみに「単鉤法(たんこうほう)」は、人差し指を一本だけひっかけるから

単(ひとつ)鉤(かぎづめ)法といいます。

「双鉤法(そうこうほう)」は、人差し指と指の二本をひっかけるから。

 

それがなぜ、持ち方を変えたかといいますと

 

私は小さい頃から習字教室に通っていたんですが

大きい筆(大筆)でメインの字を書いて

小さい筆(小筆)で名前を書いていました

 

多分、大多数の人がそうしているのではと思いますが・・・

 

私もそれが当たり前のように教え込まれて

なんの疑問も感じてなかったんですが

 

高校生になった時から、仮名というのを書くようになったんですね。

【↑これが仮名っていいます】

 

なんというかミミズがはったようなちっこい文字を、小筆で書いていくんですが、

 

その頃の私は、小筆はペンの持ち方しかできなくてそれで書くんですが

 

ペン持ちって、手を紙に付けて書いていくもんですから

・・・字が汚れてしまう・・・

 

だから、1行目に紙をあてて2行目を書いていくんですが

これがなんとも納得いかず・・・

ずっとモヤモヤしていました。

なにより仮名って字の流れが大切なので、手が紙にひっかかって上手く流れないんですね。

 

そもそも、大きい字は大筆、小さい字は小筆で書く

理屈は分かるんですが、小筆で小さい字を書くとき、単鉤法とか双鉤法の持ち方で書くと

筆がフラフラして書けないんです・・・

なので自然とペン持ちになってしまう!

 

そこで出会ったのが、今の持ち方なのでした。

この持ち方ならば、手を付けないで、ちっこい字でもなんでもスラスラ書けてしまいます。

なんとも魔法のような持ち方なんです。

 

小筆で名前はもちろん、仮名だって書けます。(手を付けずに)

(ちなみに、上に載せた仮名の画像は大筆で書いたものです)

 

以上が、私の筆の持ち方の解説でした。

 

今回、あえて筆の持ち方についての解説をさせていただいたのは、

 

美しい文字を書けるようになるための近道は、

本当は筆文字で練習していただきたいのです。

 

筆文字に実用の機会はなかなか無いのが現実なのですが、

本当の意味で美文字の理論を理解するには、

筆文字での日々の練習をおススメしたいからです。

 

でも、いちいち墨をすって筆で字を書くのはなかなかメンドウなので

持ち方はペンの持ち方で、筆ペンで書く練習でもいいですので、

ぜひとも筆文字での練習をおススメしたいです。

 

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