書をこれから始めてみたいけれど何からやったら良いのか分からない方へ。
「真草千字文(しんそうせんじもん)」
という正統古典をまずは学んでみる事をぜひオススメします。
ここから始めて究める書の道しるべ【真草千字文を一番に学ぶべき理由】
にて学ぶべき理由をまとめてみました。ぜひこちらからご覧ください。
また千字文は、
4字×250句=1,000字
または、
8字×125句=1,000字
の構成となっており、4字4字の一つの意味を成す句・言葉となっております。
4字ずつ徹底解説していきます。
真草千字文(楷書)徹底解説41女慕貞潔(「女」「女偏」の書き方を詳しく解説してみました)
真草千字文(楷書)徹底解説42男効才良(「男」の「力」の部分が一画多いですが篆書の名残とも言われます)
真草千字文(楷書)徹底解説43知過必改(あやまちを知らば必ず改めること、とても良い教訓です)
真草千字文(楷書)徹底解説44得能莫忘(能を得ては忘るることなかれ、スキルを保つことも大切なことです)
真草千字文(楷書)徹底解説45罔談彼短(彼の短所を吹聴してはならない、戒めにもなります)
真草千字文(楷書)徹底解説46靡恃己長(己の長所に奢り高ぶってはならない、これもまた戒めの言葉です)
真草千字文(楷書)徹底解説47信使可覆(約束ごとは必ず守りましょう、「使」もよく書く字です)
真草千字文(楷書)徹底解説48器欲難量(自分の器量の底を見せないように、画数の多い字が多いです)
真草千字文(楷書)徹底解説49墨悲糸染(純粋なものは悪に染まりやすいことを憂う、今回もいろんなテクニックを盛り込みました)
真草千字文(楷書)徹底解説50詩讃羔羊(今回で楷書は一段落します、次回からは草書をマニアックに解説していきます)
さらに動画内で解説している真草千字文のプリント直送サービスはこちらから。
これをもちまして真草千字文の楷書の解説は一旦終了したいと思います。
ご要望がありましたら解説もまた開始したいと思いますが、拡大教材については1000字全部を制作していこうと思います。
順次こちらへ更新していきたいと思います。
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