ここから始めて究める書の道しるべ【真草千字文を一番に学ぶべき理由】

真草千字文(楷書)徹底解説

書をこれから始めてみたいけれど何からやったら良いのか分からない方へ。

「真草千字文(しんそうせんじもん)」

という正統古典をまずは学んでみる事をぜひオススメします。

そしてなぜ一番に学ぶべきか?ということをまとめてみました。

真草千字文を一番に学ぶべき理由

一般的には中国の唐の時代の「九成宮」から学ぶことがセオリーとされていますが、

私自身、30年以上にわたりいろんな書を読み、そして実践してきた結果、多少の疑問があります。

日本で習う書道の原則とは違うかもしれませんが、時には原則を疑うことも必要な気がします。

端的に言えば「九成宮」から学ぶ前に実は学んだ方が良い古典がある、ということ。

それが上記の「真草千字文」です。

いろいろと話してみました。少し長い動画にはなりますが一度ご覧いただけるとありがたいです。

さらに動画内で解説している真草千字文のプリント直送サービスはこちらから。

書はお手本のクオリティが自身の書格を決定づけます。

お手本を間違うことは人生を棒に振ることと同義とすら感じます。

九成宮・蘭亭序の前段としてこの古典の拡大版を高精度で臨書することが実は一番の書技能を向上させる近道と思います。

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田畑明彦

在野の書家。書壇からは微妙に距離を置いて独り書の道を追求しています。質屋大学書道科にて現在も勉強中。その成果を地道に発信していきます。

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