タテの線が一番むずかしい!!まっすぐ引く方法とは?

基本点画

タテ画をまっすぐ引くテクニック

タテ画まっすぐテクニックは、このブログの最初の頃の記事

こちらの記事のタテ画でもお伝えしていますが、

それでもやっぱりタテ画が苦手という人の為に、

私なりの「タテ画をそれなりに上手く見せるコツ」をご紹介します。

私自身もこの「タテ画」は非常に苦手です。ペン字でも筆文字でも。

じゃあなんでこんな苦手なのかと考えた時に、

「目立つがゆえに重要なパーツであることが多い」

からなんですよね。

目立つから、目を引いてしまい、そこがヘンだと汚文字へとなってしまう…

ムズカシイです。

それでは、次の画像でご覧ください。

タテ画のテクニック1

そもそも、厳密にまっすぐに引くことなんで無理なんですよ。。

よく習字のお手本みたいに、定規で引いたみたいなまっすぐなタテ線とかあるんですが、

そんなにまっすぐが良いなら定規で引いた方が早い!とかいう考えにまでなってしまいます。(泣)

なので私が編み出した方法…

そもそもまっすぐ書かない。書こうとしない。

 これです、だってまっすぐならないんですから。(泣)

なのであえて、わざと!曲げながらそれっぽく見えれば良い!んじゃないかと。

書くときに

「気持ち「く」を書くような感じで」(逆でもOK)

それかもっとグニャグニャに書くようにする、と。

大事なのは明らかに曲げ過ぎないで、木の小枝みたいに書くと良いです。

それから次の画像をご覧ください。

タテ画のテクニック2

例えば「木」の2画目が明らかにナナメってしまいました。。

このままでは汚文字まっしぐらですが…

最後の4画目で「右払い」の「角度」と「長さ」を調整すること

によって修正できたりします。

これはいろんな場合に応用できますので、ぜひ知っていただきたいことです。

いかがでしたでしょうか…?

人間の身体のつくりから言って、タテにまっすぐはなかなか難しい動きなのかなと思います。

なので、曲がってしまうのなら、その曲り具合を調整する練習をした方が美文字への近道なのかなと思います。

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田畑明彦

田畑明彦

在野の書家。書壇からは距離を置いて独り書の道を追求しています。質屋大学書道科にて現在も勉強中。その成果を地道に発信していきます。

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