【線と線の交差点を直角ぎみを意識すると…?】綺麗な字の書き方

書全般

線と線の交差点を「直角ぎみ」を意識する

綺麗な文字を書くための、実はあまり知られていないポイントに

「画と画を交差させる箇所は、直角ぎみを意識すると良い」

というのがあります。

この「直角ぎみ」というのがミソでして

もちろんどこでも直角にすればいいかというとそうでもなくて、あくまでそういう意識で書くと綺麗に見えるということです。画と画、直角ぎみ

そもそも、文字というのは線や点で出来ています。

その組み合わせで文字を書いていきますが、その時に必ず線と線が交差するところというのは出てきます。

その交差させて書くときに交差点を直角もしくはそれに近い角度を意識して書くと綺麗な文字になります。

これは、私が日々書道の練習をしている時によく思う事にひとつなんですが、

お手本としているもの(古典)のほとんどが、そのルールが守られていることが多いようなんです。パッと見でめちゃくちゃに書かれているようでもどこかこの法則が当てはまっています。

なにしろ2000年前とかに書かれた字が現代まで生き残っているぐらいなので自然とそういった法則にあてはまっているのかもしれません。

これは別の言い方をすると、

「空間を意識して書く」

ということにも繋がってくることだと思います。

書はよく空間の美とも言われますが、そういった美を引き出すためにこの「直角ぎみ」をぜひ心がけて書いてみると良いと思います。

まとめ

まとめとして、

画と画を交差させる時は、「直角ぎみを意識すると良い」

という事でした。

あまり言われていない事なので、こっそりと実践すると、これだけで綺麗な文字になります。ぜひお試しください。

本気で書を学びたい方のみ、ご覧下さい。

田畑明彦

田畑明彦

在野の書家。書壇からは距離を置いて独り書の道を追求しています。質屋大学書道科にて現在も勉強中。その成果を地道に発信していきます。

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