綺麗な文字の書き方⑥【1画目と2画目の間を考える】

美文字のヒント

1画目と2画目の間を考える

書道の世界では

「1画目が大事」
「1画目で全体が決定される」

みたいな事を言われます。

こう言われるように1画目はとても重要で
1画目がすべてが決定される、というのも確かにそうなのですが、

そこからもう一歩進んで、美しく書くひとつの考えとして、

【1画目と2画目の関係を考える】

ことも大事なことだと思っています。

文字というのはだいたいが
「タテ」「ヨコ」「ナナメ」

の3種類の3つの線を組み合わせてできています。

組み合わせる、ので、

1画目がヨコ線だったら、次はタテ線だったりナナメ線だったりします。

同じ種類だけをずっと書いては
文字にはならないわけで、

違う種類同士を組み合わせるので、
そこに「関係」がでてきます。

要は、

「タテ→ヨコ」は直角ぎみ
「ヨコ→ナナメ」は45度ぎみ

という風に、だいたい基本となる角度が合っているかな?

その角度から、あまりにもかけ離れていないかな?

という画と画の関係のチェックを、
1画目と2画目の最初でしてみるのも良いです。

あまりこういった事を言われるのは少ないのではないでしょうか?

たまにはこういった視点で、書いた後の字を見つめてみるのもよいかと思います。

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田畑明彦

田畑明彦

在野の書家。字は誰でも綺麗になれる!という想いから分かり易い美文字法・本当の書を発信していきます。書を始めて30年以上、脱サラして書で身を立てるべく京都で奮闘しております。書の勉強の果ての日本語を美しく書けるようになりたい!百聞は一見にしかず。動画にて美文字の解説しております。「SYODOUGA」で検索下さい。

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