書をこれから始めてみたいけれど何からやったら良いのか分からない方へ。
「真草千字文(しんそうせんじもん)」
という正統古典をまずは学んでみる事をぜひオススメします。
ここから始めて究める書の道しるべ【真草千字文を一番に学ぶべき理由】
にて学ぶべき理由をまとめてみました。ぜひこちらからご覧ください。
また千字文は、
4字×250句=1,000字
または、
8字×125句=1,000字
の構成となっており、4字4字の一つの意味を成す句・言葉となっております。
4字ずつ徹底解説していきます。
真草千字文(楷書)徹底解説21始制文字(女偏の良い練習になります)
真草千字文(楷書)徹底解説22乃服衣裳(衣もよく書く字、書き分けの良い練習になります)
真草千字文(楷書)徹底解説23推位譲国(手偏・人偏・言偏・国構えの良い練習になります)
真草千字文(楷書)徹底解説24有虞陶唐(左払いのバリエーションをこれで培ってみてください)
真草千字文(楷書)徹底解説25弔民伐罪(戈(か)法が2つある書き分けの良い練習になります)
真草千字文(楷書)徹底解説26周発殷湯(書くことの多い「発」字、「はつがしら」の良い練習になります)
真草千字文(楷書)徹底解説27坐朝問道(難しい「しんにょう」について少し詳しく解説してみました)
真草千字文(楷書)徹底解説28垂拱平章(ここでもまたタテ画2つ「垂露」「回鋒」で書いてみましょう)
真草千字文(楷書)徹底解説29愛育黎首(人の名前にも多い「愛」の良い練習になります)
真草千字文(楷書)徹底解説30臣伏戎羌(「戈(か)法」と「にんにょう・ひとあし」からのハネは筆をしっかりととめてから進行方向へ倒すこと)
さらに動画内で解説している真草千字文のプリント直送サービスはこちらから。
書はお手本のクオリティが自身の書格を決定づけます。
お手本を間違うことは人生を棒に振ることと同義とすら感じます。
九成宮・蘭亭序の前段としてこの古典の拡大版を高精度で臨書することが実は一番の書技能を向上させる近道と思います。
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