綺麗な文字の書き方④【メインの画を見つけよう】

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メインの画を見つけよう

これは特に「漢字」で大事な話です。

「漢字」は「ひらがな・カタカナ」と比べて画数が多いですが、

その多い画数の中で、ひとつの物語を書くようにすると良いです。

例えば、

料理だと、前菜~メインディッシュ~デザート、
音楽だと、イントロ~サビ~イントロ、

といったように、舞台の演出をするような気持ち、
ストーリー性を考えて書くととても良いです。

ストーリーといっても複雑はものではなくて、
字を書く場合はまずは「メインの画」を見つけてみて下さい。

例えば、

「書」という字はヨコの線だらけですが、
2画目だけを長くしたり、

「美」という字はヨコの線が4本もありますが、
このうちの4本目(7画目)を特に長くしたり、

といったように、
1ヵ所だけ(メインの画)を強調して、
他の部分をひかえめにする。

というのを原則にしていただきたいのです。

他にもいろいろと応用すると良いですが、
まずはメインの画を強調して書くということから
はじめていただくと良いと思います。

とくに人の名前は「漢字」で表されている方が
ほとんどだと思いますので、

ぜひ名前の漢字で「メインの画」はどれだろう?
と考えて書いてみるのも美文字につながることだと思います。

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田畑明彦

田畑明彦

在野の書家。書壇からは距離を置いて独り書の道を追求しています。質屋大学書道科にて現在も勉強中。その成果を地道に発信していきます。

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