綺麗な文字の書き方㉒【見える線と見えない線について】

美文字レターバックナンバー

見える線と見えない線について

字というのは基本的に、白い紙の上に黒い線を書いていきます。

そこに、
虚画(きょかく)という見えない線
実画(じっかく)という見える線

という関係が出てきます。

美しい字というものは一連の流れという「繋がり」があってこそという部分も大きいです。

虚実という言葉があるように、
見えない虚が先で、見える実が後になっていますが、

何事も見えない部分というのが重要なのは字も一緒で、

見えない線を紙の上にしっかりと書けているか?
ということがとても大事になってきます。

目に見える線の形が最終的に残り、
それが批評される結果にはなります。

ですがそこを繋いでいる(繋がっている)線、
「見えない線」がきちんとできているか?

という事に留意することも、大切なことです。

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田畑明彦

田畑明彦

在野の書家。書壇からは距離を置いて独り書の道を追求しています。質屋大学書道科にて現在も勉強中。その成果を地道に発信していきます。

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