綺麗な文字の書き方(83)【囲みの中の字は大きく太めに書くと良い】

美文字レターバックナンバー

「くにがまえ」という「□」に書く部首があります。

「国」「園」「因」「回」「固い」などなど、

囲まれた中に文字を配置する漢字です。

(ちなみに学校で習う漢字では17個あります。)

これを綺麗に書くコツとして、

【中に書く字を大きく太めにする】

と良い場合が多いです。

「くにがまえ」は1画目2画目で先に囲みを書いてから書く字ですが、

3画目以降に書いていく中の文字が

・弱気にならないように、

・気持ち太めに大きめに書く

と、中が充実して立派な字になります。

とくに筆ペン・毛筆の「太さ」の要素が大きくなる場合は有効で、

逆に細くて弱くなってしまうと貧弱な字になってしまいます。

さらに中を充実させるべく太めに書くと、

囲みの大きさ・太さも考えないといけなくなります。

「くにがまえ」の漢字は大きさの調整がかなり難しいです。

すぐに大きくなったり、小さくなったりします。

この辺りは実践あるのみですが、

このことを知っていてやるやらないは、とても大きな差になると思います。

ひらがなを本気で綺麗になりたいあなたへ

田畑明彦

田畑明彦

在野の書家。字は誰でも綺麗になれる!という想いから分かり易い美文字法を発信していきます。書を始めて30年以上、脱サラして書で身を立てるべく京都の住まいから地元鹿児島へ戻りさらに奮闘中!書の勉強の果ての日本語を美しく書けるようになりたい!百聞は一見にしかず。動画にて美文字の解説しております。下↓のYouTubeボタンから、または「SYODOUGA」で検索下さい。

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