大字練習か?小字練習か?
大きなサイズで練習すべき?
小さなサイズで練習すべき?
という事が言われたりしますが、私は、
どちらも練習すべき、
と感じています。
ペン字でも筆ペン・毛筆でも同じ事なのですが、
ペン字・筆ペンだと3cm以上の小学校の漢字ノートに書きそうな大きなサイズから、
1cm以下のメモ帳の罫線に並べて書くサイズ、
毛筆だと半紙に6文字書くサイズ以上の大きい文字から、
小筆で書くとされる3cm以下の小さなサイズ、
どちらもそれぞれの世界があって、
どちらも練習すべき、とつくづく感じます。
こと毛筆においては、大人になってからは書道展に出すべくして大きい字を大きな紙にひたすら書く方向性が強いようです。
そこに、小さな字である年賀状の字だったり、ハガキや封筒の宛名書きだったり、
ジャンル分け的な呼び名でよく実用書道という謎な呼ばれ方をしていますが、
小字は小字の訓練を相当積まないと書けるものではないのは、実感できるのではないでしょうか?
大小のそれぞれのサイズで書く時の姿勢も変わってきますし、筆の持ち方も変わってきます。
そういうわけで、字を書く練習は、大小どんなサイズでも書けるようにそれぞれ練習すべきと考えます。
さらに字というのは小さくなるほど、簡単なようでとても難しくなります。
小さな楷書の文字を、ひらがな・カタカナを織り交ぜながら調和するように書くという事は、技巧を凝らさないと美しく見えません。
それに書はもともと、そういった字を美しく書くために洗練させてきた歴史があります。
書道展で書くような見栄えのする大きな字というのは、ほんの最近になって出てきた世界です。
というわけで、ここでは長く話すことはできませんが、
どちらも同じように練習する必要がある、
という事を覚えておいていただけると幸いです。
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