綺麗な文字の書き方⑪【四角(□)の大きさを変えてみよう】

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四角(□)の大きさを変えてみよう

四角の大きさを変える…というのは、

例えば私の苗字である「田畑」という漢字2文字、この2文字には四角(口)が8コもあります。

それぞれの四角(□)の大きさをそれぞれが違う大きさになるように、
最初のうちは計算して書く。

こういった事も綺麗な文字につながります。

要は変化を付ける、ということです。

ペン字・書道教室ではまず「整斉の美」という字を教えます。
整った、斉(そろ)った美しさのある字を規範として教えられます。

こういった字や、小学校で教えてもらう文字というのは、
覚えやすいようにキチっとした正方形に近い四角で
書くように教え込まれます。

なので四角も正方形に近いようなキチっとしたものを書くように意識付けられます。

でもそこからちょっと発展させてみて、
あえて四角の形の大きさを違わせて書いてみる。

同じ大きさの窓にしない、とも言えますが、
それぞれの四角・窓を微妙に違わせることで変化が出てきて単調を防ぐことができます。

これはテクニックの一つですが、
最初はちょっと極端かな?と思うぐらい違わせてみて、変化させて書いてみると良いです。

いろんな事がそうであるように、
中途半端な変化は変化にならないような気がします。

まずは四角の大きさが変わるように書いてみる。

普段のメモ書きででも、ふと思い出して書いてみてはいかがでしょうか?

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田畑明彦

田畑明彦

在野の書家。書壇からは距離を置いて独り書の道を追求しています。質屋大学書道科にて現在も勉強中。その成果を地道に発信していきます。

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