綺麗な文字の書き方㊾【線の周りを意識する】

美文字レターバックナンバー

文字というのは、線と線の集合体になります。

その線の

「周りを意識して書く」

という事をやってみるのも良いです。

意識する、といってもイメージが湧きにくいと思いますが、

字はつまる所、黒い線を組み合わせて書きます。

黒の周りは白い部分なわけですが、

そこがどう残っているか?

綺麗な残り方をしているか?

といった視点でまずは見るようにしてみる。

そうしていくと、黒い所よりも白い所を注意しながら書く必要が出てきます。

そういった練習をしたり、字を見たりするようにしていくと、

また一段上の綺麗な字が書けるようになってきます。

書いた後の字を壁に掛けてじっと観たりする時にも、

そういった白の残り具合を観察するのも良いです。

書は筆の跡ですが、その跡の残り具合がどうなっているか?

そんな視点で、線の周りを気にしてみるのも良いと思います。

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田畑明彦

田畑明彦

在野の書家。字は誰でも綺麗になれる!という想いから分かり易い美文字法を発信していきます。書を始めて30年以上、脱サラして書で身を立てるべく京都の住まいから地元鹿児島へ戻りさらに奮闘中!書の勉強の果ての日本語を美しく書けるようになりたい!百聞は一見にしかず。動画にて美文字の解説しております。下↓のYouTubeボタンから、または「SYODOUGA」で検索下さい。

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