【基本の深掘り書道講座7】ここまで教えてもらってない?!〇〇が大切!ヨコ画の書き方

基本の深掘り書道講座

基本の「キ」から深掘りする書道講座「深掘り書道サロン」の内容をこちらからもテキスト化してご紹介いたします。

第7回は

ここまで教えてもらってない?!◯◯が大切!ヨコ画の書き方

ということで、

これからようやく画としての書き方を解説していきます。

トンスートンという3つの動きを

「起筆(きしつ)」「送筆(そうひつ)」「収筆(しゅうひつ)」

と呼びますが、

トン・スー・トンの3つの動きがまずは大切

この動きはご存じかもしれませんし、学校や書道教室でも習うことと思います。

ですが、これにプラスして

必ず行わなければならないこと「中鋒(ちゅうほう)」

があります。

トンスートンにプラスして「中鋒(ちゅうほう)」になる動きが必須です

「トンスートン」を「中鋒」の動きで書くことが、本当のヨコ画の書き方、基本中の基本といっても過言ではありません。

そして言ってしまうと、はじめの「トン」とは、

筆の線を中鋒にする予備動作

なのです。

やみくもに3つの節を付けるのではなく、筆というのはその穂先(筆先)を常に開いた状態で書く必要があります。

そのための「動き」が「はじめのトン」になるというわけです。

この「はじめのトン」=「起筆」が難しく練習が必要ですが、ここを知らずに見た目のままいくら練習しても上手くはなりません。

まずは筆を開かせる感触、微妙な筆の上げ下げを徹底的に練習すると良いです。

筆の持ち方もそうですが、学校の教科書(ひょっとしたら書道教室でも)には、ここまで徹底して指導されてはいないのではと思います。(事実私がそうなのですが・・・)

大事なことは継承されにくいのが時代の流れなのかもしれませんが、こんな所のこんなブログにご縁があったあなたは正しく知って本質的な書を学んでいただきたいな…と思います。

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田畑明彦

田畑明彦

在野の書家。書壇からは距離を置いて独り書の道を追求しています。質屋大学書道科にて現在も勉強中。その成果を地道に発信していきます。

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