綺麗な文字の書き方(58)【画を必要以上に反らせてはいけない】

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これは私も気をつけている事のひとつなのですが、

・画を必要以上に反らせない(いたずらに反らさない)

・ヘンに画をうねらさない

ように書くようにする事は意外と大切です。

特にペン字を書く時は、右手の手首を付けて書きます。

その付けた部分を支点として書くので、

そこを中心として自然に弧を描くような動きになります。

そうして書いた時に、画が反るような線になってしまうのですが、

その「反り」が極端だったり必要以上になる事も、

なんだか変な字になってしまう原因になります。

「ペン字でもトンスートンをしっかりと」とお伝えしてしていますが、

この3つ動きの節(ふし)の部分でもヘンに反らせてしまいがちです。

ほかに、反らせていけない画でヘンに反らせてしまったりするのも良くありません。

こういった部分はなかなか言葉だけでは伝えにくい部分ですが、

あくまで

「画はまっすぐに」

「必要以上に反らせて書かないようにする」

といった事を心がけることも大切です。

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田畑明彦

田畑明彦

在野の書家。書壇からは距離を置いて独り書の道を追求しています。質屋大学書道科にて現在も勉強中。その成果を地道に発信していきます。

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