綺麗な文字の書き方(58)【画を必要以上に反らせてはいけない】

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これは私も気をつけている事のひとつなのですが、

・画を必要以上に反らせない(いたずらに反らさない)

・ヘンに画をうねらさない

ように書くようにする事は意外と大切です。

特にペン字を書く時は、右手の手首を付けて書きます。

その付けた部分を支点として書くので、

そこを中心として自然に弧を描くような動きになります。

そうして書いた時に、画が反るような線になってしまうのですが、

その「反り」が極端だったり必要以上になる事も、

なんだか変な字になってしまう原因になります。

「ペン字でもトンスートンをしっかりと」とお伝えしてしていますが、

この3つ動きの節(ふし)の部分でもヘンに反らせてしまいがちです。

ほかに、反らせていけない画でヘンに反らせてしまったりするのも良くありません。

こういった部分はなかなか言葉だけでは伝えにくい部分ですが、

あくまで

「画はまっすぐに」

「必要以上に反らせて書かないようにする」

といった事を心がけることも大切です。

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田畑明彦

田畑明彦

在野の書家。字は誰でも綺麗になれる!という想いから分かり易い美文字法を発信していきます。書を始めて30年以上、脱サラして書で身を立てるべく京都の住まいから地元鹿児島へ戻りさらに奮闘中!書の勉強の果ての日本語を美しく書けるようになりたい!百聞は一見にしかず。動画にて美文字の解説しております。下↓のYouTubeボタンから、または「SYODOUGA」で検索下さい。

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