綺麗な文字の書き方(77)【王道に沿った奇のてらい方を】

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このことは逆を言いいますと、王道に沿っていない奇のてらい方は上手くいかないとも言えます。

王道というのは基本の延長線上にあるものです。

書はある面でいうと「デザイン性」という事になってきます。

ですがこれがクセモノで、書は必ずしもデザインとイコールではないという事を分かっておく必要がどこかあると思います。

よくあるのが「やりすぎてしまう」という事。

スタイリッシュとか映える(バエる)書き方や見せ方をしようと、凝ったデザインや速い動きでやってしまいがちなのですが、基本をよく修めていないとついついやりすぎてしまいます。

派手さがダメではないのですが、やりすぎてもダメ、奇をてらいすぎてもダメなのです。

では書における基本=王道とは何か?ということになりますが、
やはり唐の時代の古典(楷書)を、まずは観て書くのが良いと思います。

これはあらゆる本に書いていますし、私の実践経験でも本当にそうだと思います。

唐の楷書の基本さえある程度マスターしてしまえば、いろんな書体を書くための近道にもなりますし、ここはこれ以上やるとヤリ過ぎ…という感覚が解ってきます。

書の道は広すぎて深すぎて、そして日本の書を取り巻く現状もあって、道を誤ってしまいやすいと感じます。

私のブログや動画サイトを通じて、そういった事を発信・教材化していこうと考えています。(なかなか進みませんが…)

美しい文字を書ける秘訣・本質を書籍化しました。

田畑明彦

田畑明彦

在野の書家。字は誰でも綺麗になれる!という想いから分かり易い美文字法を発信していきます。書を始めて30年以上、脱サラして書で身を立てるべく京都の住まいから地元鹿児島へ戻りさらに奮闘中!書の勉強の果ての日本語を美しく書けるようになりたい!百聞は一見にしかず。動画にて美文字の解説しております。下↓のYouTubeボタンから、または「SYODOUGA」で検索下さい。

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