美文字=「技術」と「知識」
このブログをご覧になっている方は、美文字に関して、何かしらの悩みをかかえている方が多いかもしれません。
何事もそうですが、
「技術」と「知識(理論)」があります。
教材とかできれいな字のテンプレートを覚える。
→ 「技術」を身に付ける。
美しくきれいに見えるコツを覚える。
→ 「知識(理論)」を身に付ける。
こういう風に、理論立ててあんまり考えないことなので、まずは「意識」をしていただきたいです。
この二つは境界があいまいですから…
でも「技術」は身に付くまでは、時間がかかりますが
「知識」は読むだけでインプットされますから、一瞬です。(もちろん復習は大事ですが)
てっとり早く美文字を書けるようになるためには、
「知識」のインプットは近道とも言えるかもしれません。
「技術」と「知識」はクルマの両輪のようなもの
この「技術」と「知識」はクルマの両輪みたいなものです。
技術も大事ですが、知識も無いとなかなか先に進みません。
この「技術」と「知識」は「外」と「内」とも言えると思います。
「技術」=「外(外面)」=アウトプット(出力)
「知識」=「内(内面)」=インプット(入力)
例えばミス・ユニバースで優勝するような女性は、外見の素晴らしさはもちろん必要ですが、内面の美しさも兼ね備えていなければなりません。
美文字も同じことで「外見を美しく見せる技術」も必要ですが「内面の美しさを磨く知識も必要だと私は考えます。
なので、教材などのナゾり書きとかで「技術」を身に付け、このブログでも良いので「知識」を身に付けていただければ、美しい字が書けるようになると思います。
お手本どおりはカラオケで上手に歌えるということ
ナゾリ書きやお手本を見て書く練習をしていけば、ある程度は書けるようになっていくとは思います。
私は、お手本どおりに書けることは
「カラオケを上手に歌えること」
みたいなものだなと思います。
カラオケは歌詞があって歌詞どおりに歌っていくわけですが、そこにはリズムや音程などいろんな要素があります。
それを外して歌うと、オンチとかってなってしまうんですが「技術」が身に付いてくると、音程を外すことなく上手に歌えるようになる。
これと同じことだと思います。
「知識」で「考える力」を養っていただきたい
このブログを通して、いろんな「知識」を発信していければと考えていますが
ところで「知識」の「知(ち)」と「識(しき)」は、それぞれ微妙に違いがあります。
「知」はそのまま「知る」ことで、英語で言えばインプットするって意味ですね。
「識」も「しる」と読むんですが、インプットすることを先に進めてインプットされた事の中から、さらに発見することを識る(しる)という意味になります。
なので美文字の「知」を知ったら、その「知」をモトにしていろんな事を発見(識(し)って)していただきたいのです。
いろんなコツや知識を自分の中に取り込んで、それを自分の中で消化していろんな発見をして応用していただきたいです。
そしてその「知識」で「考える力」を養っていただきたいのです。
「知識」は結局のところ「考えられるようになる力」を養うための栄養剤みたいなものだと私は思います。
最後は忘れて、美意識で
そして最後は「すべてを忘れて書いてください」
おいおい、さんざん「知識」とか言っておいて最後は忘れろってどういうこと?と言われそうですが
いざ字を書く時って、すべてを思い出しながら書くことはムリなのです…
書いていく時って一瞬ですから…
なので、書いた後に「ここをこうすれば良かった…」とか反省はするとしても、
最後は忘れて、あなたの感覚(特に美意識)で書くように心がけていただきたいです。
例えば、お手本は毎回こう書いているけれど、私はこう書く方が好きだな…
と、そういう「感覚」とか「直感」を大事にしていただきたいです。
そうして書いていくうちに、なんかヘンだなと感じたら、基本に立ちかえって今お使いの教材でも良いです。
このブログの気になる記事を読み返していただいても結構です。
それを繰り返していただきたいです。
まとめ
- 美文字=「技術」と「知識」
- 「技術」と「知識」はクルマの両輪のようなもの
- お手本どおりはカラオケで上手に歌えるということ
- 「知識」で「考える力」を養ってください
- 最後は忘れて、美意識で書いてください
以上、いろいろと述べてきましたが一番言いたいことは
「最後は(知識は)忘れて、自分自身の感覚(美意識)で考えて書けるようになっていただきたい」
ということです。
このブログを通じで、その「知識」の一助になれば幸いです…。
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