綺麗な文字の書き方(61)【タテ画は用心して引くこと】

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タテ線を引くのは難しくないでしょうか?

文字は、

・タテ
・ヨコ
・ナナメ

のいずれかを組み合わせて書きます。

この中で一番むずかしく、用心して書かなければならないのが、

「タテ画」

になります。

他のヨコだったりナナメだったりは、
多少の誤差は許されますし、まあまあ適当に書いても大丈夫なのですが、

こと、タテに関しては少しでもナナメになったりすると
とたんに汚い文字の原因になってしまいます。

そのために用心して書く。

具体的には、

「ゆっくりと書く」

ほかのヨコ・ナナメの書く時のスピードよりも半分以下の速さで書く。

だったり、

「自分のおヘソへジリジリと向かってじっくり書く」

これは特に毛筆などの大きい文字の時は有効です。

慎重に、用心してタテ画は書く時に、自分のおヘソへ向かって、

「お腹や腰に少し力を入れて肩ごと筆と動かすイメージ」

で書いたりすると良いです。

誤差を許してくれない、用心して書くべきタテ画ですが、

【とにかく、ゆっくり書く】

ようにクセ付けるだけで字は変わってくると思います。

ひらがなを本気で綺麗になりたいあなたへ

田畑明彦

田畑明彦

在野の書家。字は誰でも綺麗になれる!という想いから分かり易い美文字法を発信していきます。書を始めて30年以上、脱サラして書で身を立てるべく京都の住まいから地元鹿児島へ戻りさらに奮闘中!書の勉強の果ての日本語を美しく書けるようになりたい!百聞は一見にしかず。動画にて美文字の解説しております。下↓のYouTubeボタンから、または「SYODOUGA」で検索下さい。

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