真草千字文(楷書)徹底解説(11-20)細字を拡大するからこそ分かる部分があります

真草千字文(楷書)徹底解説

書をこれから始めてみたいけれど何からやったら良いのか分からない方へ。

「真草千字文(しんそうせんじもん)」

という正統古典をまずは学んでみる事をぜひオススメします。

ここから始めて究める書の道しるべ【真草千字文を一番に学ぶべき理由】

にて学ぶべき理由をまとめてみました。ぜひこちらからご覧ください。

また千字文は、

4字×250句=1,000字

または、

8字×125句=1,000字

の構成となっており、4字4字の一つの意味を成す句・言葉となっております。

4字ずつ徹底解説していきます。

真草千字文(楷書)徹底解説11金生麗水(右払いのバリエーションの良い練習になります)

真草千字文(楷書)徹底解説12玉出崑崗(絶妙な打ち込みの角度の違いをよく観察しても良いと思います)

真草千字文(楷書)徹底解説13剣号巨闕(門構えの書き分け、違いを感じて下さい)

真草千字文(楷書)徹底解説14珠称夜光(王偏と玉偏は同じ、また左右重心の変化が学べます)

真草千字文(楷書)徹底解説15菓珍李柰(木の書き分けに注意して書くと大変良いです)

真草千字文(楷書)徹底解説16菜重芥薑(草冠のいろんな書き分けは非常に大事です)

真草千字文(楷書)徹底解説17海鹹河淡(よく書く部首である「さんずい」の書き分けにもってこいです)

真草千字文(楷書)徹底解説18鱗潜羽翔(人の名前に多い「翔」の良い練習になります)

真草千字文(楷書)徹底解説19龍師火帝(タテ画の収筆の書き分けの良い練習になります)

真草千字文(楷書)徹底解説20鳥官人皇(文字のシルエットを捉えて書いてみて下さい)

さらに動画内で解説している真草千字文のプリント直送サービスはこちらから。

書はお手本のクオリティが自身の書格を決定づけます。

お手本を間違うことは人生を棒に振ることと同義とすら感じます。

九成宮・蘭亭序の前段としてこの古典の拡大版を高精度で臨書することが実は一番の書技能を向上させる近道と思います。

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田畑明彦

在野の書家。書壇からは微妙に距離を置いて独り書の道を追求しています。質屋大学書道科にて現在も勉強中。その成果を地道に発信していきます。

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