書をこれから始めてみたいけれど何からやったら良いのか分からない方へ。
「真草千字文(しんそうせんじもん)」
という正統古典をまずは学んでみる事をぜひオススメします。
ここから始めて究める書の道しるべ【真草千字文を一番に学ぶべき理由】
にて学ぶべき理由をまとめてみました。ぜひこちらからご覧ください。
また千字文は、
4字×250句=1,000字
または、
8字×125句=1,000字
の構成となっており、4字4字の一つの意味を成す句・言葉となっております。
4字ずつ徹底解説していきます。
真草千字文(楷書)徹底解説31遐迩一体(「しんにょう」が2つ、書き分けの練習さらに右払いも詳しく解説してみました)
真草千字文(楷書)徹底解説32率賓帰王(「帰」という字もよく書きます、いろんな書き方を試してみましょう)
真草千字文(楷書)徹底解説 33鳴鳳在樹(「鳴く」という字をよく出てくる字なので練習の価値ありです)
真草千字文(楷書)徹底解説 34白駒食場(「白」「馬偏」「食」「土偏」と練習する価値の高いパーツが目白押しです)
真草千字文(楷書)徹底解説35化被草木(基本となる漢字がたくさん!練習のしがいがあります)
真草千字文(楷書)徹底解説36頼及万方(万=萬、萬は草冠ではないですが・・・)
真草千字文(楷書)徹底解説37蓋此身髪(王羲之の筆法で有名な俯仰法についても少し解説してみました)
真草千字文徹底解説38(楷書)四大五常(「四」「五」など漢数字の良い練習になります)
真草千字文(楷書)徹底解説39恭惟鞠養(あらたまって両親に大切に育てられたことを思えば…個人的にとても良い意味だと思います)
真草千字文(楷書)徹底解説40豈敢毀傷(どうして我が身を傷つけることがあろうか?…とても良い意味だと思います)
さらに動画内で解説している真草千字文のプリント直送サービスはこちらから。
書はお手本のクオリティが自身の書格を決定づけます。
お手本を間違うことは人生を棒に振ることと同義とすら感じます。
九成宮・蘭亭序の前段としてこの古典の拡大版を高精度で臨書することが実は一番の書技能を向上させる近道と思います。
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