綺麗な文字の書き方(79)【コツコツ=骨骨】

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「コツコツやっていく」

という言葉があります。

小さな事を積み重ねていって、そのうちに大きな力になる、
というような意味があります。

「チリも積もれば山となる」という言葉にも近い意味があります。

ところで「コツコツ」というのは「骨骨」と書くと聞いた事があるのですが、骨というのは「一番大事な部分」ということです。

コツをつかむ、コツがわかった、というような言い方をすることもあります。

努力すれば夢は叶う、とは言いますが、

それは「コツ」にかなったことを「コツコツやる」必要があるという事でもあると思うのです。

私は書はおそろしいものだと思っています。

それは「道を間違えやすいから」です。

こと、書に関しては「正しい努力=コツにかなった練習」をしなければいけません。

どんな書の才能がある人でも、そういった練習・訓練をしなければ芽すら出ないと思うのです。

ではどうすればそういた練習ができるのか?なるのか?というのは、

やはり古い時代の書=古典をやりましょう、という事になります。

古典から学ぶ書の方法を「古法」と言ったりしますが、古法にかなったのが書聖王羲之だと言われます。

古法にかなった骨をコツコツやりましょう、という事を考えてみる必要があると思うのです。

私自身、その一端がやっと見えてきたような気がするのですが、そういった事をこういった場からお伝えしていこうと思いますし、

また、
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という古法を一番に、書のいろんな事をお伝えしていこうと思っています。

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田畑明彦

田畑明彦

在野の書家。書壇からは距離を置いて独り書の道を追求しています。質屋大学書道科にて現在も勉強中。その成果を地道に発信していきます。

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