ペンでも毛筆でも同じ動きをすると良いのですが、
【ハネを行った後、空中で筆の動きを止める】
ような感じにすると良いです。
これは「トンスートン」の3つの動きで
線を引いて、画を書いて下さいとお伝えしている中での
「ハネ」の「おわりのトン」の動きになります。
おそらくは言われなければ、意識しなければ、
ハラった後というのはそのまま空へと動かしたままになっていると思います。
「空収(くうしゅう)」という、空で収めるという書道の言葉があるのですが、
ハネでもハライでも、この空収という空中で一度止める動きというのが、
地味な事ですがとても大事なことです。
かくいう私も忘れがちなのですが、
画のそれぞれに気持ちの節(ふし)を付ける
というのは忘れないように心がけています。
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