綺麗な文字の書き方(56)【ハネを書く時は○○から逃がすように】

美文字レターバックナンバー

ハネを書く時にとても大切だと思うコツを最近発見したのですが、

「ハネる瞬間に穂先から先に逃がすように、抜けるように書く」

ようにすると上手くいく事が分かりました。

ハネの、特に「戈法(かほう)」と呼ばれる漢字パーツがあります。

例えば時代の「代」だったり、武士の「武」だったり、お城の「城」などの、

右上にハネる動きをのハネです。

私はあまりこのハネが上手く書けなくて好きではないのですが、

ハネる瞬間(ほんの一瞬)に、筆で一番長い毛(命毛といいます)を

一番先に紙から離れる気持ちで書く、

穂先を先に逃がす、抜くように書く、

このようにすると、良い感じに書けます。

ほかにに「風」の2画目だったり、

意外と無いようであるこの右上へのハネはこの方法でやってみると

良い具合で書けると思います。

タイミングが上手く合うと、綺麗なハネを書くことができます。

ぜひお試しいただきたいと思います。

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田畑明彦

田畑明彦

在野の書家。字は誰でも綺麗になれる!という想いから分かり易い美文字法を発信していきます。書を始めて30年以上、脱サラして書で身を立てるべく京都の住まいから地元鹿児島へ戻りさらに奮闘中!書の勉強の果ての日本語を美しく書けるようになりたい!百聞は一見にしかず。動画にて美文字の解説しております。下↓のYouTubeボタンから、または「SYODOUGA」で検索下さい。

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