【漢字は右下を重くすると良い感じに!】漢字の綺麗な書き方

漢字

漢字には重心というものがあります。

画数の多い感じをバランスよく字を書いていくためには、

この「重心」というものを意識して書くと美文字にまた一歩近づきます。

字の右下に重心を置く

この「右下に重心」というのは、

こちらの記事で書きました

ヨコの画は

「若干右上がりに書くのがコツ」

タテの画は

「少し、タテの画を左に倒すように書く」

 

という美文字の法則で書いた時に

当然、字は全体的に右上がりになっていきます。

そこで、その右上がりとのバランスを取るために

字の右下で重心を取るようにすると良い

ということです。

このテクニックを知っていることで、

例えば右上がりがキツクなりすぎた場合でも

ある程度の修正ができて、バランスを取ることができます。

なにより「字には重心というものがある」ということを意識することによって

何も考えて書かないよりも、はるかに上達が早いです。

点と線を並べて字を書いていきますが、その組み合わせの中から、この字は「どこが重心か」を

意識して書いたり練習したりすることによって

「行書」などのくずし字の流れ重視な書体であっても、自然に書けるようになります。

まとめ

まとめとしては、

字の右下で重心を取るようにすると良い

ということだけですが、

こういった「ちょっとした事を知って練習するかしないか」で

ずいぶん変わってくると思います。

頭の片隅にでも残していてもらえれば幸いです。

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田畑明彦

田畑明彦

在野の書家。字は誰でも綺麗になれる!という想いから分かり易い美文字法を発信していきます。書を始めて30年以上、脱サラして書で身を立てるべく京都の住まいから地元鹿児島へ戻りさらに奮闘中!書の勉強の果ての日本語を美しく書けるようになりたい!百聞は一見にしかず。動画にて美文字の解説しております。下↓のYouTubeボタンから、または「SYODOUGA」で検索下さい。

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