綺麗な文字の書き方(64)【丸や四角で囲まれる所がつぶれないようにする】

美文字レターバックナンバー

字が綺麗に見えない原因として、このことが挙げられると感じます。

私自身もそうなのですが、

【線が密集するところを整理しないで書いてしまう】

と上手くいかないのです。

画数の多い字だったり、文字どおり「囲む」と言った字もそうなのですが、

線が密に集まって形になっている字や部分というのは、

他のところよりも、

【白い所が綺麗に残るように書く】

ことがとても大切です。

良い感じに白い部分が残っていることが、
そのまま綺麗な字になります。

そのために必要なのが、

・慎重に
・よく考えて
・いつもよりゆっくり

と書くようにすると良いです。

とくにペン字などは字が小さいので、さっさっと手早く書いてしまい、

なかなかゆっくり書かないものです。

画数の多い字や囲みのある字のパーツなどは、

慎重にゆっくり、

と意識して書くと良いと思います。

本気で書を学びたい方のみ、ご覧下さい。

田畑明彦

田畑明彦

在野の書家。字は誰でも綺麗になれる!という想いから分かり易い美文字法を発信していきます。書を始めて30年以上、脱サラして書で身を立てるべく京都の住まいから地元鹿児島へ戻りさらに奮闘中!書の勉強の果ての日本語を美しく書けるようになりたい!百聞は一見にしかず。動画にて美文字の解説しております。下↓のYouTubeボタンから。

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