綺麗な文字の書き方(82)【意外とできていない「折れ」】

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折れ=転折(てんせつ)

これもまた、できていそうで意外とできていなかったりします。

というのも、学校でも書道教室でもつっこんで教える人がまずいないからです。

字を書くことって、見よう見マネで練習して、そのまま大人になって今に至るという人が多いと思います。

また書道教室でもお手本からひたすら筆の動きを想像するのが練習だったりします。

(なので今の時代は動画を観て練習するのが最短だと感じます。)

こういった事情や理由から、「折れ」という正確な書き方を知らないままという人が大多数なのではないかと思うのです。

では正確な書き方はどう書くのか?と言いますと、

ペン字では【一度留まって、線と線と重ねるようにカドをしっかりとつける】

筆ペン・毛筆では【一度留まって、筆を軽く持ち上げて少し筆がナナメになりながら書く】

ということになります。

要は「一度留まる」という事が大切で、教室でも曲がり方が分からずに困惑して我流に書く方がやはり多いです。

ですが百聞は一見にしかず…動画でぜひ見て知ってもらいたいです。

そのため手前ミソではありますが、動画サイトを作ってみました。

ペン字・筆ペン・毛筆の「折れ」はもちろん、あらゆるテクニックを動画で解説しています。

https://syodouga.com

登録無料なのでお気軽に観ていただければ、と思います。

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田畑明彦

田畑明彦

在野の書家。書壇からは距離を置いて独り書の道を追求しています。質屋大学書道科にて現在も勉強中。その成果を地道に発信していきます。

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