それを発行されている水明書道会が毎年主催している京都でも屈指の書道展「水明書展」。
2022年・2023年と出品させていただいていて、鹿児島に帰りはしましたが、せっかくのご縁で今年も出品させていただくこととなりました。
書道展も競書(?)という側面が強いですが、選んだ漢詩は諸行無常を詠った句。
迫力をあまり全面には押し出さずに、物事の儚さを表現できれば・・・という思いで書きましたが、なかなか上手くいかないです。
それに一字一字の平衡やバランスももっともっと練り上げる必要ありと感じます。
最近の私のテーマは上手さ偏重ではない拙さをどう込めることができるか、なのですが・・・それももまだまだ。精進します。
それから篆刻も例年どおり出品させていただき、5cm角の大きな印ですが、これもまた良い勉強と経験になりました。
こちらももっと篆書の理解を深める必要ありと、課題はまだまだ山積みです。
という感じで、漢字の二尺八尺作品と篆刻作品の2つを今年もまた出品しました。
京都の京セラ美術館での展示ですが、今は鹿児島なので今年から観に行くことは叶いませんが、でもせっかく京都でできた書の縁なので、来年も好きなテーマや字で出品を続けていこうと思います。
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