書と音楽は相通じる部分が多いと思います。
書く順番がある程度決まっていたり、やり直しがきかなかったりなど、
似通った部分が結構多いと思うのです。
そういった視点でみると、音楽には「休符」というのがあります。
これは書の場合、例えば「字と字の間」とみることができますし、
また音楽には「アクセント」という強弱というのもあります。
これも書の場合、筆圧の強さはもちろん、墨の多い少ない、筆の遅い速い、など、
2つの異なる性質のものを上手く調和・コラボさせながら一連の流れの中で演奏だったり書いたり。
こういった部分では本当に同じだと思いますし、
実際にそのような視点で書も書いていくと活き活きとしてきます。
「書は動き」も大切と言いますが、
音楽的な視点で書くことでもその大切な動きを出すイメージが付きやすいのではと思います。
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