綺麗な文字の書き方⑰【努力の仕方を間違えないように】

美文字レターバックナンバー

努力の仕方を間違えないように

このテーマは短い文章だけではお伝えしきれないかもしれませんし、
マニアックな話です。

ですが心のどこかに留めておいてほしいことです。

なにより私自身が日々書を追及して行く上で、
最も注意を払っていることでもあります。

一言で言いますと

「お手本を間違わないように」

という事です。

美文字練習で最初のうちは、
書籍やご縁があった先生が直接書かれたお手本で練習することと思います。

ですがもし、1ヶ月、半年、1年、数年、十数年…と練習を継続されるのならば
「お手本そのもの」も考えなければなりません。

自分だけが書ける美文字のその指標にすべき「お手本」を間違うと大変な事になります。

それこそ、一生を棒に振ってしまうぐらいに、です。

今現在の私にはまだ完全に理解できませんが、大家と言われるぐらい有名な書の先生でも、
その指標を間違ったばかりに後世に名を残せない、という話を本で読んだことがあります。

私はこれを知った時、とても恐ろしくなりました。

何事もそうなのかもしれせんが、努力すれば良い、だけではなく、どう努力したか?が最重要な事で、人生を映す鏡とも言える「書」にはその影響が絶大です。

このことは私自身もようやく最近、では何を学べば良いのか?という答えが見えてきた気がします。

ですがそれは人に教えてもらう事ではなく、自分の経験から見出すべきものなのかもしれません。

ヒントになったのは、よく「自分の気質(好み)に合ったお手本(古典)を選べ」と言われますが、答えはその中にあるような気がします。

なのでまずは手書きのお手本にすべき字が、あなたは好きでしょうか?
これはとても大切な事です。

要領を得ず申し訳ありませんがこのことは美文字だけでなく人生そのものにも大事な事だと思います。

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田畑明彦

田畑明彦

在野の書家。字は誰でも綺麗になれる!という想いから分かり易い美文字法を発信していきます。書を始めて30年以上、脱サラして書で身を立てるべく京都の住まいから地元鹿児島へ戻りさらに奮闘中!書の勉強の果ての日本語を美しく書けるようになりたい!百聞は一見にしかず。動画にて美文字の解説しております。下↓のYouTubeボタンから、または「SYODOUGA」で検索下さい。

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