今の時代だからこそ写経をしてみませんか?
・最近どうにも気分がすぐれない…
・景気は良くならずに気持ちが滅入る…
・病気ですぐに治らない…
・コロナ鬱かも・・・
などなど、令和になっても不況は続き、流行り病による制限は長引く一方。
そんな下がり調子を強く感じてしまう今こそ、信心の心、写経をしてみるのも一つの方法だと思います。
願いを込めてお経を書き写し、メンタルの安らぎを得る事こそこのような世の中だからこそ必要と感じます。
写経=般若心経
というぐらい、日本では般若心経のお経を写す写経というのがメジャーです。
現代の鬱屈した気分を打破する手段の一つとしての写経。
お経を読むだけでもその効能はありますが、それを書き移す写経というのはさらに効果は高いです。
書いた写経をお寺に奉納できるところもあります。
その写経をするにあたっての、書道歴30年以上の私が長らく作ってみたかったテキストが今回完成しましたので、ご紹介いたします。
どうせなら書道史上最高と呼ばれる字を手本に写経しませんか?
難しい事は抜きにして、
写経をせっかくするなら
書道史上で最高とされる字を
お手本にやってみませんか?
という事をまずはお伝えしたいです。
写経の手本はたくさんありますが、そのお手本のクオリティはさまざまです。
せっかくやるならば最高のクオリティのお手本・経を写せばと思うのです。
そうした方が、
・写経としての効果を感じられながら
・美しい字を書けるようになる最高の練習にもなる
と、一石二鳥でとても良いことではないでしょうか?
書道の永い歴史の中で書の神様=書聖とされた方の字が今もなお現存しているのです。
書聖・王羲之(おうぎし)という方が書いた字を集めた、集字聖教序(しゅうじしょうぎょうじょ)というものがあるのですが、その中に「般若心経」があるのです。
行書なので速く書くことができます
写経というと、一般的には「楷書(かいしょ)」で書きます。
確かに一画一画、気持ちを込めて、願いを込めて書く事も写経の大切な目的の一つです。
ですが行書で書いて結果的に速く書けるに越した事はないのではないでしょうか?
先の書聖・王羲之(おうぎし)は行書の達人でもありました。
私の個人的な考えとしても、忙しい現代は行書こそ上手くなるべきという考えから、
あえて行書で書ける般若心経、しかも最高の字のモノを編集しました。
半紙サイズ・B4横サイズに合わせて編集
写経はどうやら専用の写経用紙というのがあるようです。
書道といえば半紙サイズが(24cm×35cm)一般的なのですが、
これにハマらない・・・
なので編集するにあたり、半紙サイズ(またはB4横サイズ)に綺麗にハマる配置にしました。
また、半紙のヨコだと字がちっちゃい・・・
という思いもあり、半紙を2枚組(またはB4縦2枚)にしたものも作りました。
読み仮名もふっています
私はお寺で御朱印書きもやっているのですが、
般若心経をお坊さんが読み上げます。
私もいつかは覚えたいな…と思いながら作ったのですが、
そういう想いもこめて般若心経に読み仮名をふってあります。
これを見て、声に出して読むのもまた良いと思います。
お経はそれだけでありがたいもので、精神的にも落ち着きます。
般若心経の意味もある程度理解して書く
そして、
ある程度は何を書いてあるのかを分かって書く
ことも大切と思い、
般若心経のだいたいの意味が分かるものも編集しました。(少し難しいですが…)
そして、難しすぎる意味を、私の個人的なざっくり解釈も付けております…(あくまで私の解釈です^^;)
書く時の定規(みたいなの)も作ってみました
半紙に書く時は真っ白な紙の上に書くので、
なかなか書き出しが難しいと思います。
なので、
書く時の定規替わりになりそうなもの
を作ってみました。
↑の部分を折って、最初の書き出しにするとだいたいハマってくると思います。
よろしければお使いください。
祈願文例も用意してみました
写経の最後に書くお願いの祈願文例
も作ってみました。
どんな言葉を書いて良いのか分からないかもしれませんし、
書き始める前に見て、その願いを込めて書くのも良いと思います。
参考にしてみて下さい。
プリント郵送もいたします
このテキストさえあれば、100均の半紙かB4サイズの紙、そして筆ペンだとがあればそれだけで手軽に始められます。
印刷代・送料などをご負担いただければ郵送いたします。
お手軽に写経や書道を始めるならこのテキストはあって損はありません。
ぜひご利用ください。
解説動画も作りました
おススメの筆ペンも紹介しています。
半紙かB4用紙に筆ペンがあればお手軽マニアックに写経OK!
ですが…どんな筆ペンを使って良いか分からないのではないでしょうか?
そんな方のためにこちらの記事でおススメの筆ペンをご紹介しています。
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