綺麗な文字の書き方㊹【ペン字では小さく正確に早く書けることが大切】

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こういった事は今さら言わなくても…という話かもしれません。

綺麗な文字の書き方、と言った場合、私は大きく2種類があると思っています。

それは、

・小さな文字を正確に早く綺麗に書けること

・大きな文字を見栄え良く立派に書けること

の2つです。

サイズの定義は?というと、いろいろとあると思いますが、

私は3㎝以上の大きさかそうでないか、になると思っています。

これは、ペン字で書くと3cmという文字はかなり大きくなりますし、

逆に毛筆で書く場合は3cmというのは結構小さめなサイズで小筆で書くサイズになります。

私は書道教室で指導する際、この2つを明確に分けて。でも同じように指導するようにしています。

小さなサイズは、エンピツやボールペン・筆ペンでの領域。

大きなサイズは、小筆から大筆以上の毛筆の領域。

ちなみに、ここに「仮名」という中サイズの領域があるとも思っています。

(なので「仮名」というのは別次元で難しい。)

それぞれの領域を明確に分かって、指導する方も、指導を受ける側も行う必要があると思っています。

おそらくは多くの書道教室が、大きいサイズの領域をメインに指導している事がほとんどなのではないかとも考えているのですが、

この事が、大人になってからの本当の意味での字の綺麗さに影響してくるのではと思います。

そういった事で、

ペン字では小さいサイズを正確に早く書ける事が大切、

という種類の違いを理解した上で、日々の練習などに励まれる

のも良いと思います。

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田畑明彦

田畑明彦

在野の書家。字は誰でも綺麗になれる!という想いから分かり易い美文字法を発信していきます。書を始めて30年以上、脱サラして書で身を立てるべく京都の住まいから地元鹿児島へ戻りさらに奮闘中!書の勉強の果ての日本語を美しく書けるようになりたい!百聞は一見にしかず。動画にて美文字の解説しております。下↓のYouTubeボタンから、または「SYODOUGA」で検索下さい。

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