【日本習字体験記】全国的に有名な書道団体「日本習字」をやってみようと思います

書道教室関係

全国規模の書道団体「日本習字」を始めてみようと思います

日本習字という書道団体をご存知でしょうか?

私自身は鹿児島の書道団体「南日本書道会:書林」にて師範の資格をいただいてはおりますが、心機一転、改めて別な書道団体である日本習字をやってみようと思い至りました。

私は京都に来てから地元の書道団体・競書誌である「水明」を知り、子ども達への対面教室では活用させていただいておりますが(YouTubeでもお手本解説しております。)、通信書道教室としてやるなら日本習字が優れていると感じ、まずは自分がやってみようという事で始めてみようと思います。

日本習字は、私の小さい頃から鹿児島で書道を習うなら書林か日本習字かどちらの二極化と呼べるぐらい、日本習字はネームバリューがあり知っていました。

私の出身で地元鹿児島では書林が強い(もちろん本拠地が鹿児島なので)わけで書林をずっとやっていましたが、日本習字の名は昔から知っており、鹿児島を飛び出して京都で書道をやろう!と意気込んでいろんな書道団体を調べるうちに、日本習字は「通信教育」に特化していることを知りました。(ちなみに日本習字は福岡が発祥です。)

ゆくゆくは通信書道教室で全国から生徒さんを募集するための礎に

実を言うと日本習字の教室開講セミナーに兵庫まで行って聞いてきたという事をしています。

その際に担当の方に、初対面で根掘り葉掘りいろいろと図々しい事を聞いてしまったのは申し訳ないな…と今でも思っていますが、ゆくゆくは京都に限らず全国的に生徒さんを通信で教えたいという想いがあっていろいろと行動している中でのセミナーでした。

日本習字さんは全国30万人というぐらい、規模がとても大きい団体です。

鹿児島の地元や希望の方がいるなら書林も素晴らしいですが、日本習字も同様に素晴らしく、とくに通信としてやるならかなり充実していると感じます。

というわけで申し込んだら書類がこんなにたくさん!

料金は月額600円程度(お手本代と検定代)と仕組み

セミナーの時にも念のため確認しましたが、料金は半年単位(詳細はHPをご覧ください)の後払い。

・お手本代

・検定代(通信の場合は添削される)

の2つが合わせて月額600円程度(実際はもっと安い)となっているようです。

対面書道教室の場合は先生がやるのでしょうが、通信の場合は自分で課題を書いた作品を封筒に入れて郵送します。

すると翌月に「あなたの段級の査定・添削されたもの」が返送されてくる、という流れのようです。

↑上の画像は日本習字HP(リンクはこちら)の抜粋です。

対面にしろ通信にしろ、「練習」して「作品郵送」までの間に指導を受ければ、そこに月謝が発生するというイメージになります。

通信講座の場合、上の画像の右から2と3番目にもあるように、朱筆添削されて審査・認定の後、書いた作品は偏されてくるようです。

生徒の側になって一度体験してみようと思いました

別な書道団体で師範は修めているとはいえ、実際に生徒の側になって一度体験してみようと思います。

ゆくゆくは支部を作って段級は日本習字で取得できながら、動画解説などで私のマニアックな書道持論を全国展開したい…という野望?が私の中にはあります。

ですがその際に、学ぶ側で体験してみる必要があると私は考えます。(何事もやると決めたらガチでやりたい性格なので。。)

郷に入っては郷に従えという言葉がありますが、書林や水明とはまた違う風土が日本習字にもあると思いますから、経験を積む意味でも自分を空しくしてやってみようと思います。

そういう訳でさっそく今月(2023.9月)から出品してやっていきたいと思います。

著者近況として毎月上げていき、日本習字の仕組みや気づいたことを記事にしていきます。

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田畑明彦

田畑明彦

在野の書家。書壇からは距離を置いて独り書の道を追求しています。質屋大学書道科にて現在も勉強中。その成果を地道に発信していきます。

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