字と字のキョリ感について
美しい字を書くことを目標に練習していると、
ついつい字だけに集中してしまって
あまり気付かない視点かもしれません。
美文字というのは、トータルで全体的な美しさも必要です。
そこで文字と文字との「間の長さ」についても考えてみると良いです。
私は普段中国の文字をお手本にして練習していますが、
当然中国語なわけで全部が漢字で書かれています。
そしてタテ書きなわけですが漢字だけ並べているので、
わりと字と字の間を広めにしているお手本が多いです。
そんなお手本を見て練習をしているせいか、
つい私の書く字も、字と字の間が比較的に広くなってしまうクセがついています。
日本語は「漢字」「ひらがな」「カタカナ」の3種類をミックスさせて書くので、実は種類ごとに字と字のキョリ感を変えて書くと綺麗に見えます。
これもちょっとしたマル秘テクニックです。
「漢字」を普通のキョリ感にしたら、
「ひらがな」「カタカナ」は近くして書いてみる、
これは「ひらがな」「カタカナ」は画数が少ないからで、
「漢字」よりも字と字を近づけて書くと良いです。
という風に、
たまには字と字のキョリ感を考えて書いてみるのも良いと思います。
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