2023.9月号からさっそく開始!
こちらの記事から「日本習字を生徒の側になってやってみる」ということを書きました。というわけで、さっそく2023.9月号からやってみました。
まずは初参加は4文字課題からがおススメという事で書いてみました。
なにより出品する作品には指定の検定用紙での出品としなければいけないようです。
検定用紙は10枚サービスで付いていたので今月はこれを使ってみました。
他にも月例課題はあるようです。
「楷書」「行書」「草書」「隷書」「篆書」「条幅」その他にもいろいろとありますが、今月は4文字課題のみ書きました。
月に出品できるのは2つまで、のようです。
それにしても月600円(実際はもっと安い)で各書体の手本(他にもいろいろ)があるのみならず、それぞれに細かな解説や説明があるのには驚きです。
日本には様々な書道団体が競書誌を発刊していますが、毎月これだけのクオリティとボリュームのある内容の団体はそうないのではと思います。
この月課題にプラス朱書き添削・審査・認定されて毎月返送されてくるのは本当に至れり尽くせりだと感じます。
やはり実際にやってみるといろんな発見があります。
そしてマニュアルに従い、あらかじめ送られてきた返信用封筒に必要事項を入れて郵送しました。
という感じで書いて投函してきました。
今回感じたこととして、まずは「指定の検定用紙」の紙質は慣れが必要と思いました。
仮名用紙と同じくアタリ用の赤い線を入れている加工紙であるため、通常の書道半紙とは書きぶりが少し違います。
なので通常の書道半紙に練習して、いざ検定用紙に書くと書いている時の感触や墨の吸い込み具合が違いますし、そこは慣れる必要があると感じました。
もっとも検定用紙もそんなに高価でない(100枚で580円ですが、普通・並の値段)ので練習兼本番用としても問題はないと思います。赤い罫線が入っていて形も学びやすいです。
また、墨は磨った墨で書いたのですが、あまり墨の含みが良い方ではない(表面をコーティングしている加工紙のため)ので、磨墨で書くならよく磨って濃いめ固めの墨で書く必要があると思います。
それから私は普段から羊毛で書いているためそれで書いたのですが、やはり競書などの検定の作品の場合は、ハネやハライがシャープに出るイタチ毛などの剛毛か兼毫(羊毛とイタチ毛などを混ぜた筆)で書くのが良いと感じました。(もっともそれを前提の加工紙だとは思います。)
こんな感じで毎月出品して行こうと思います。封筒の宛名が検定係となっていますが、お前習う必要ないだろ…とお叱りを受けてしまうかも?しれませんが(それはないだろうと思いますが)今後の指導のための体験をさせてもらいたく、やらせていただいております…。検定係の方はこんな所は読まないと思いますが…ご容赦下さい。すみません。。投函した後ですが、少し後悔しています…いやいや経験のため!と割り切ります。
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