綺麗な文字の書き方(62)【タテ画は用心して引くこと】

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タテ線を引くのは難しくないでしょうか?

文字は、

・タテ
・ヨコ
・ナナメ

のいずれかを組み合わせて書きます。

この中で一番むずかしく、用心して書かなければならないのが、

「タテ画」

になります。

他のヨコだったりナナメだったりは、
多少の誤差は許されますし、まあまあ適当に書いても大丈夫なのですが、

こと、タテに関しては少しでもナナメになったりすると
とたんに汚い文字の原因になってしまいます。

そのために用心して書く。

具体的には、

「ゆっくりと書く」

ほかのヨコ・ナナメの書く時のスピードよりも半分以下の速さで書く。

だったり、

「自分のおヘソへジリジリと向かってじっくり書く」

これは特に毛筆などの大きい文字の時は有効です。

慎重に、用心してタテ画は書く時に、自分のおヘソへ向かって、

「お腹や腰に少し力を入れて肩ごと筆と動かすイメージ」

で書いたりすると良いです。

誤差を許してくれない、用心して書くべきタテ画ですが、

【とにかく、ゆっくり書く】

ようにクセ付けるだけで字は変わってくると思います。

本気で書を学びたい方のみ、ご覧下さい。

田畑明彦

田畑明彦

在野の書家。書壇からは距離を置いて独り書の道を追求しています。質屋大学書道科にて現在も勉強中。その成果を地道に発信していきます。

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