【基本の深掘り書道講座9】超重要!筆菅から抜くように!左払いの書き方

基本の深掘り書道講座

基本の「キ」から深掘りする書道講座「深掘り書道サロン」の内容をこちらからもテキスト化してご紹介いたします。

第9回は

超重要!筆菅から抜くように!左払いの書き方

ということで、

右利きが多数を占めるとも言える書の世界ですが、右利きが書く点画は「左払い」が実はものすごく大事です。

よく、右払いは充実しているが、左払いは枯れている。

と言われてしまいます。

特にペン字や筆ペンなどでの手を机に付けて書く場合はそれが顕著になります。

ペン字や筆ペンなどはまた別な動画講義に譲るとして、今回は毛筆での充実した左払いの書き方。

重要なのは、

進行方向に筆を運ぶ

ということをお伝えしてきていますが、

進行方向に筆を運んだまま、筆管から抜くように左払いを行う

ということ。

左払いを作る、紙から離れるこの瞬間、手首を返さずにそのまま引き抜くように

ついやってしまいがちなのが、手首を返すという、払うその瞬間にくいっと手首で書いてしまうこと。

これははっきりとNGです。

でもなぜそうしてしまうかというと、右手が書く性質上、左払いというのは丁度払う瞬間・紙から離れる瞬間というのが隠れてしまうからなのです。

それでつい見て確認して左払いを作るために、手首をくいっとやってしまうのです。

なのでそうしないためにも、進めてきた勢いのまま、

飛行機が離陸してそのまま飛び立つかのように紙から離れること。

勢いそのまま筆管かた抜くようなイメージで書くようにすると良いです。

見た方が早いので、ぜひ動画講義でご覧ください。

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田畑明彦

田畑明彦

在野の書家。書壇からは距離を置いて独り書の道を追求しています。質屋大学書道科にて現在も勉強中。その成果を地道に発信していきます。

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