【日本習字課題解説】2023.12行書「琴酒俗塵疎」を字幕付きで解説してみました

書道教室関係

日本習字さん2023.12月号、行書の課題を字幕付きで解説してみました。

「琴」の字が難しいです。「王」(本当は玉)の2つをなるべく上側に配置すると「今」がゆったりと入れることができると思います。

次に「塵」は「鹿」の下に「土」を配置する字のため、つい大きくなりがち。

「鹿」の4画目以降を細めに白い空間を綺麗に残すように書くのも一つの方法です。

習字では黒い線ばかりを見てかいてしまいがちですが、白い空間をどう上手く残すか?を考えて書くのも一つ上の字を書くためには絶対に必要な視点です。

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田畑明彦

田畑明彦

在野の書家。書壇からは距離を置いて独り書の道を追求しています。質屋大学書道科にて現在も勉強中。その成果を地道に発信していきます。

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