綺麗な文字の書き方②【エンピツ書きのススメ】

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エンピツ書きのススメ

綺麗な文字の書き方②は
「エンピツ書きのススメ」です。

大人になってからは、なかなかエンピツで書く機会
は少ないのではないでしょうか?

小学生で使っていたぐらいで中学生になってシャーペン使い始めてそれっきり、という方も多いのではないでしょうか?

今回お伝えしたいことは、

「たまにはエンピツで練習するのも良いです」ということです。

ではなぜエンピツ書きをおススメするのか?
といいますと、

・書いた線に濃淡が出るから

・タッチが出せるから

というのがあります。

私が制作した練習ノートのお手本の字はなるべくエンピツで書くようにしています。

これはボールペンで書くよりも太さが出せて、なおかつ色の濃いトコロ・薄いトコロが分かりやすいからそうしているのですが、

よくよく観察していただけると、始めと終わりの「トン」の部分の色が濃いのが分かるかと思います。

「はじめのトン」「おわりのトン」で線と線が少し重なるような動きをして下さい…

という事の確認をするのに、エンピツで書いてみて練習するのも一つの方法です。

エンピツで書くことで、

濃いトコロ・薄いトコロ
始めの「トン」・終わりの「トン」

がきちんとできているか?のチェックができます。

また、タッチが出せるというのはボールペンや万年筆はペン先が固いので、紙に押し付けるだけで書くことができます。

エンピツもそうではあるですが、ボールペン・万年筆と比べてペン先が少しだけ柔らかいため微妙なタッチ・強弱を出すことができます。

「ペンの先の感触を理解する」というのはペン字の極意につながってきます。

筆ペンや毛筆を書くときにも押し付けないで書く感触というのはとても大事です。

まずは感触の違いというのをなんとなくでいいので知ってほしいです。

そういうわけで、ノートに練習する時などはエンピツでたまには書いてみて「トン」の動きがちゃんとできているかな?とチェックも兼ねた気分を変えて書くのもおススメしたいと思います。

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田畑明彦

田畑明彦

在野の書家。字は誰でも綺麗になれる!という想いから分かり易い美文字法を発信していきます。書を始めて30年以上、脱サラして書で身を立てるべく京都の住まいから地元鹿児島へ戻りさらに奮闘中!書の勉強の果ての日本語を美しく書けるようになりたい!百聞は一見にしかず。動画にて美文字の解説しております。下↓のYouTubeボタンから、または「SYODOUGA」で検索下さい。

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